ずっと前から行ってみたかった富良野のラベンダー畑や白金青い池。会社の休みをもらって3泊4日で関西から観光に行ってきました。
夏に向けて富良野・美瑛に行く計画をお持ちの方は、是非参考にしていただければと思います。
※写真は昨年撮影したものですが、この記事に記載している行程は時刻表は最新(2023年)の情報を載せています。
北海道旅行スケジュール
私は関西に住んでいますので、飛行機での移動となります。
・1日目:伊丹空港⇒札幌空港
札幌市内泊
・2日目:札幌駅⇒富良野駅(JR富良野ラベンダーエクスプレス)
◎ふらのバス パノラマコース(美瑛号)で観光周遊
美瑛市内に宿泊
・3日目:幾寅駅にて鉄道員(ポッポや)ロケ地観光、旭川経由で札幌に移動
札幌市内泊
・4日目:札幌空港⇒伊丹空港
札幌からは「ふらの・びえいフリーきっぷ」が便利でお得
ふらの・びえいフリーきっぷとは
ふらの・びえいフリーきっぷはJR北海道が発売している切符です。
きっぷ情報
・札幌駅からフリーエリア特急列車(普通車自由席)が往復利用可能
・フリーエリア内では普通列車の自由席が乗り放題
※フリーエリア:滝川~富良野~旭川~滝川間及び富良野~幾寅間
利用期間
2023年4月29日(土)から2023年10月9日(月)
料金
大人 7,400円、小児 3,700円
有効期間:4日間
特急「フラノラベンダーエクスプレス」で移動
ふらの・びえいフリーきっぷで特急「フラノラベンダーエクスプレス」にも乗車できます。
フラノラベンダーエクスプレスの時刻表
〇富良野駅行き
札幌駅 7時41分発 ⇒ 岩見沢駅 8時18分発 ⇒ 滝川駅 8時46分発 ⇒ 芦別駅 9時15分発 ⇒ 富良野駅9時45分着
〇札幌駅行き
富良野駅 16時51分発 ⇒ 芦別駅 17時19分着 ⇒ 滝川駅 17時45分着 ⇒ 岩見沢駅 18時16分着 ⇒ 札幌駅 18時50分着
運転日
2023年
6月:10日、11日、17日~30日
7月:毎日
8月:1日~13日、19日、20日、26日、27日
9月:2日、3日、9日、10日、16日~18日、23日、24日
車両中の様子の写真はありませんが、7月中旬のラベンダーシーズン真っ最中ですが、平日だったせいもありガラガラでした。
約2時間で富良野駅に到着しました。
富良野駅前には旅行案内所があり、パンフレットや地図など無料でいただいてきました。
ふらのバス・びえい号パノラマコースはお得でラクチン
ふらのバス株式会社が運航している観光周遊バスがあります。いくつかコースがあるのですが、今回私はラベンダー畑や白金青い池を回る「びえい号パノラマコース」を予約しました。
びえい号パノラマコースの行程表
10:15 JR富良野駅前出発
(観光コース)
ファーム富田(下車観光90分)
パノラマロード江花(車窓)
千望峠(下車観光20分)
ジェットコースターの路(車窓)
四季彩の丘(下車観光45分)
白金 青い池(下車観光40分)
白ひげの滝(下車観光20分)
パッチワークの路(車窓)
北西の丘展望公園(下車観光20分)
16:45 JR美瑛駅前
17:30 JR富良野駅前
その後、ホテルトゥールバルト富良野、富良野プリンスホテル、新富良野プリンスホテルに着
料金
大人(12歳以上) 6,000円
小児(3~11歳) 3,000円
※色彩の丘の入場料が含まれています。
運航日
2023年
6月10日、11日、17日~8月13日の毎日
8月19日~27日の土日
9月2日~30日の土日祝
ファーム富田
今回の旅行に最大の目的のうちの一つである広大なラベンダー畑を有するファーム富田です。
1903年に富田徳馬という人が中富良野dえラベンダー栽培を始めたのがはじまりです。香料(ラベンダーオイル)を抽出することでビジネスにしようですが、輸入品に押されなかなか苦労したようです。
旅行会社の宣伝写真に載って以来、全国からカメラマンや旅行者が訪れてくるようになり有名になっていったんですね。
(ふらのバスのバスガイドさんの情報です、、、)
しっかりとラベンダーアイスクリームをいただきました。食べた後はしばらく(数時間)は息がラベンダーの香りがしていて気持ちよかったです。
千望峠
大雪山から、十勝岳連峰を望むことができる場所です。
展望台があり、心地良い風が吹いていて気持ちよかったです。
写真の金色(茶色?)に見える部分は麦です。風になびいてサラサラとすごくきれいでした。
四季彩の丘
四季彩の丘は、北海道の美瑛町にある広大な花畑です。約15ヘクタールの敷地内には30種類の花畑があり、季節ごとに様々な花が咲き誇り、美しい景色を作り出しています。春にはチューリップやスイセン、夏にはラベンダーやヒマワリ、秋にはコスモスやススキ、冬には雪景色が楽しめます。
四季彩の丘は、日本国内はもちろん、世界中から多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。広大な敷地内には、花畑を見渡せる展望台やカフェ、お土産店などもあります。また、夏にはライトアップイベントが開催され、幻想的な夜景を楽しむこともできます。
花畑の向こう側には大雪山連峰があり雄大な景観となっています。
白金 青い池
白金青い池は、夏季は緑豊かな景色が広がり、冬季は雪景色が美しい、四季折々の風景が楽しめます。池の水は、硫黄の成分が含まれており、そのため透明度が高く、青く美しい色をしています。周囲の景色とともに、池の美しさが一層引き立っています。
国の名勝に指定されており、日本の美しい景勝地の一つとして知られています。
白ひげの滝
美瑛町の白金温泉郷にある落差30メートルほどの滝です。
渓谷の岩の隙間から流れ出て川に落ちる滝水の様子が白ひげに見えるので白ひげの滝と呼ばれています。
親子の木
3本のカシワの木が仲良く並んで立っています。
セブンスターの木
カシワの木。1976年にたばこのセブンスターのパッケージに使われた木です。
ケンとメリーの木
日産スカイラインのCMがこの場所でロケ撮影されました。1972年のことです。(もう50年以上もたつんですね。)
その撮影の出演者(ケン、メリー)の名前からとられました。このスカイラインは「ケンメリ」と呼ばれるようになりました。
北西の丘展望公園
大雪山連峰などを360度パノラマで一望できる展望公園です。
JR美瑛駅で下車
今回乗車したびえい号の観光はこれで終わりです。最初の降車場所であるJR美瑛駅で私は降りました。
バスはこの後主要なホテルまで回ってくれます。
フォテージ イン美瑛にて宿泊
フォテージイン美瑛とは
最近できた施設でしょうか、かなりきれいで清潔感がありました。
木の温もりを感じられる部屋です。
目の前には大きなローソンもあり食料や飲み物もすぐに調達できます。
料金
シングル 6,000円~
ツイン 11,000円~
※公式ホームページで見る限り、曜日、連休等にかかわらず同一料金となっています。
かなりリーズナブルな料金設定と思います。
なお、新富良野プリンスホテルの一番安いプラン(食事なし)を調べてみると以下の通りです。
・2023年7月20日(木)1泊<平日>34,406円(2名)32,624円(1名)
・2023年7月16日(日)1泊<祝日前>50,308円(2名)47,698円(1名)
やっぱりこの時期はたかいですねえ。
館内の様子
美瑛駅から徒歩10分程度のところにあるコテージ風の宿を予約していましたので、チェックインします。
部屋はシンプル、小さ目テレビと冷蔵庫があるくらい。
鉄道屋(ぽっぽや)ロケ地の幾寅駅を訪ねる
幾寅駅までは「ふらの・びえいフリーきっぷ」を使って無料
ふらの・びえいフリーきっぷはフリーエリア(滝川~富良野~旭川~滝川間及び富良野~幾寅間)が乗り放題なので、これを活用します。
美瑛駅から幾寅駅まで
早起きして宿を6時過ぎに出発しました。ホテル(コテージ?)でもらった牛乳とパンは電車の中で食べます。
東鹿越駅から幾寅駅までは線路被災により代行バスでの運航になっています。
駅舎内の様子
幾寅駅は、映画「鉄道員(ぽっぽや)」では”幌舞駅”となっていて、そのままの看板がかかっています。
幾寅駅から旭川駅まで
幾寅駅滞在は約45分でした。
8:59の幾寅駅発のバスを逃すと次の便まで6時間も待つことになるんです。
次は旭川まで行きます。ちろんこの区間も「ふらの・びえいフリーきっぷ」のフリーエリアになるので、このチケットで乗車します。
旭川らうめん「青葉」
旭川から札幌も特急で向かいます
またまた、「ふらの・びえいフリーきっぷ」の登場です。復路の最後の乗車になります。
札幌で最後の晩餐
定番の時計台
ジンギスカン「ひげのうし」
まとめ
今回、私は美瑛に一泊しましたが、「ふらの・びえいフリーきっぷ」と「びえい号パノラマコース」を組み合わせれば、札幌から日帰りで富良野・美瑛を堪能できるコースも組むことができます。
●ふらの・びえいフリーきっぷ(JR)
- 道央(富良野、旭川、美瑛、滝川)の観光にお安く便利
- さらに札幌発・着でエリアフリー区間の特急にも乗れるので快適
●びえい号パノラマコース(ふらのバス)
- ガイドさんの添乗していて案内していただける
- 果的に観光スポットを周遊してくれるので楽ちん
- 帰りは主な駅・宿泊施設まで送ってもらえる
いかがでしたでしょうか。
夏の北海道、特にラベンダーの咲く7月の富良野・美瑛の旅行コースを紹介しました。
今回は、ANAアメックス・カードで貯めたマイルを使って無料の特典航空券で北海道まで行ってきました。
ANAアメックスカードに入会してお得にマイルを貯める方法も記事にしていますので是非読んでください。