【お得な旅行術】ユナイテッド航空のマイレージを使ったANA便の旅行で高知経由の便が無料に！

関西に住んでいる私がマイルを使って妻と所用で東京に行き、その帰りに大阪までのマイルと同じマイルで高知を経由してお得に楽しんできた体験談を書いたブログです。

きっかけは東京までの旅行

先日東京に行く必要があり、いつものとおりマイルを使っての特典航空券を発券しようと考えていました。

ANA特典航空券での発券の場合

大阪ー羽田間は「０～300マイル区間」になりますので、レギュラーシーズンで片道6,000マイル必要となります。
大人１名の往復分で合計12,000マイルとなります。

（参考）通常の特典航空券の必要マイル（片道）

	主な区間	片道の必要マイル数
0～300マイル区間	東京⇔大阪、秋田 大阪⇔萩、宮崎 沖縄⇔宮古、石垣	L 5,000 R 6,000 H 7,500
301～800マイル区間	東京⇔札幌、高知、鹿児島 大阪⇔新潟、沖縄 福岡⇔東京、大阪、札幌、沖縄	L 6,000 R 7,500 H 9,000
801～1,000マイル区間	東京⇔沖縄 大阪⇔石垣 札幌⇔福岡	L 7,000 R 9,000 H 10,500
1,001～2,000マイル区間	東京⇔宮古、石垣 札幌⇔沖縄 沖縄⇔仙台	L 8,500 R 10,000 H 11,500

47都道府県を制覇するために実施したことは

東京行きの計画を立てていく中で以下のようなやりとりがあり、高知を経由することを検討しました。

高知を経由した特典航空券の模索

私には、ANAで貯めたマイルとマリオットボンヴォイ・アメックスカードで貯めたポイントをユナイテッド航空のマイレージに交換したものがあるのでどっちを使うかの比較から始めました。

ANAマイレージを使って発券すると

＜一人、片道当たりに必要なマイル数＞
大阪⇒羽田：6,000マイル
羽田⇒高知：7,500マイル
高知⇒大阪：6,000マイル
合計：19,500マイル

ユナイテッド航空のマイレージを使って発券すると

ユナイテッド航空のマイレージを使ってANA便の特典航空券を発券すると、直行便だけではなく追加マイルを支払わなくても乗継の便が使えることは知っていましたので検索してみました。

＜一人、片道当たりに必要なマイル数＞
大阪⇒羽田：5,500マイル
羽田⇒高知⇒大阪：5,000マイル
合計：10,500マイル

このように高知で約4時間の時間がありますので、少しの観光なら可能です。
なお、今回はこの乗継便を選択しましたが、これ以外にもいくつか選ぶことができます。中には高知到着の翌日に伊丹に飛ぶ便も選択肢にあり、泊旅行も可能となっています。

ハイシーズンならさらにお得に

今回はレギュラーシーズンでの旅程でしたが、ハイシーズンになるとユナイテッド航空のマイレージを使う特典航空券のお得度がさらに増します。
今年の夏休み期間に、上記と同じように大阪⇒羽田⇒高知⇒大阪の特典航空券を発券する場合の必要マイル数を確認してみました。

＜検索条件＞
往路：2023年８月6日
復路：2023年８月7日

ANA特典航空券の場合

●ANAの特典航空券の場合＜片道１人当たりに必要なマイル数＞
大阪⇒羽田：7,500マイル
羽田⇒高知：9,000マイル
高知⇒大阪：7,500マイル
合計：24,000マイル

ユナイテッド航空のマイレージを使ったANA便特典航空券の場合

ユナイテッド航空のマイレージを使う場合、ANAのハイシーズンであろうとローシーズンであろうと年間通じて同じマイレージで発券ができます。
ですから、今回のような旅程ではANAの場合は24,000マイル必要なところが、その半分以下の10,500マイルで発券が可能となるんです。

●ユナイテッド航空のマイレージでANAの特典航空券の場合＜片道１人当たりに必要なマイル数＞
大阪⇒羽田：5,500マイル
羽田⇒高知⇒大阪：5,000マイル
合計：10,500マイル

ただし、注意が必要なのは乗継便が自由に選べるものではなく、ユナイテッド航空のホームページで検索して出てくる便のみが対象となります。とはいってもかなり多くの選択可能便がありました。
➡上記の8/7の「羽田⇒大阪」の便では直通便（９便）以外に乗り継便が141便も選択できる状態でした(5月4日時点）

高知以外にも乗継便の利用が可能

選択可能な乗継便

今回は高知を経由する特典航空券をご紹介しましたが、ユナイテッド航空のマイレージの便の検索をするといろいろな空港を経由する旅程が表示されます。
先ほど検索した8月7日の羽田⇒大阪の検索をした際に表示されたのは直行便のほかに、以下の通り札幌から鹿児島まで１１の空港を経由する便が表示されました。

今回は復路便で乗継する便を紹介しましたが、往路便、復路便の両方同時に乗継便を追加することができます。
つまり、ハイシーズンでも以下のような旅程を10,500マイルで発券することも可能となるんです。
・往路：大阪⇒札幌⇒東京
・復路：東京⇒鹿児島⇒大阪

直行便が満席の場合でも効果を発揮

今回は高知でも観光のために乗継便を利用しましたが、直行便が満席で取れない場合でも経由地を選択することで目的地に到着することができます。
実際、今年の冬に北海道にスキーに行ったのですが、連休のシーズンのせいもあり復路の「札幌⇒伊丹」の直行便が満席でとれなかったのですが、「札幌⇒仙台⇒伊丹」と仙台を経由する経路で追加マイルを支払うことなく確保できたので、このような利用の仕方もありです。

今回は高知旅行を満喫

高知での乗り継ぎ時間を有効活用するため、高知空港のタイムズカーシェアで車を借りて観光してきました。

移動はカーシェア

高知空港のすぐ近くにのカーシェアがありましたので、３時間半予約し出発です。

桂浜までドライブ

やっぱ桂浜ははずせません。少し天気は悪かったですが、坂本竜馬の大きな銅像もみれました。

ひろめ市場でカツオのたたきを食す

高知といえば「カツオのたたき」ひろめ市場で実演してくれた新鮮なたたきをいただきました。
やっぱ美味かった！

帰りの飛行機で食べる寿司も持ち帰りで買いました。

まとめ

高知市内から空港への帰りに道が混んでいたのと道を間違ったせいもあり、飛行機の搭乗時刻ぎりぎりに到着しました。ヒヤヒヤしましたがなんとか間に合いました。
妻の47都道府県を制覇する記念の旅行となりました。